こんにちは、MEG+です。
妊活、不妊治療、体外受精で第一子を授かりました。
妊娠生活中、いつも気にしていたのが「○週の壁」。
お腹の中のわが子が無事かどうかいつも気になって気になって、壁を一つ一つ超えるたびに安堵していたものでした。
やっと授かった命、無事この手で抱くまでは、いつも心配で、気が気でない。こんなことして大丈夫だったかな。負担じゃなかったかな。といつも考えていました。
いわゆる「○週の壁」は、医学的な用語ではなく、あらゆる経験や知見、口コミ等からまとまった目安の部分も大いにあるようです。
ネットや産院で聞いた話、友人に聞いた話等、いろんな情報源から得た話を、私の体験談を交えて(笑)以下に示します。
hcg判定の壁
妊娠検査薬で計測し、病院ではhcgという数値で妊娠判定(受精卵が着床したか)がなされます。
移植や着床後の経過日数と数値で、妊娠継続の可能性が判断されることがあります。
私は不妊治療をしているとき、各周期の判定の時期になると市販の検査薬で自宅で検査していました。
判定線が出ず真っ白!は幾度となく経験しました。
初めて判定線を見たのは、初めての体外受精による移植を受けた後でした。
感動して、トイレをでて夫にも見せて、初めに出た言葉が
「生殖補助医療すげ~」
だったものですから、夫から「なんだその感想、もっとあるだろ」と言われました(笑)
この時3w5d、BT7、検査薬の濃さは確認線よりかなり薄かったです。
胎嚢確認の壁(5~6週ごろ)
エコー検査で胎嚢を確認します。
私もクリニックで、エコー画像の中に、黒い楕円形の点を見ました。
主治医の先生が「95%間違いなくこれでしょう」と。
嬉しくて泣けました。この時4w6d、BT15、hCG2,000台でした。
心拍確認の壁(6~8週ごろ)
エコー検査で心拍を確認します。
エコー画像をよく観察し、心拍のような規則的な画像の変化を先生が見ていました。
先生がなかなか心拍を見つけられず、「また来週、もう一度確認しますか~」
と言われて「え…そうなんですか…見えないんですか…」とショックを受けていると、
もう一度よく見始めた先生。
結局よく見たら心拍らしき動きを確認できたらしく、その日のうちに不妊治療クリニックは卒業になりました。(なんじゃそれ…)
この時6w2d、つわりがじわじわとはじまりました。
9週の壁
よく言われる「9週の壁」。
これを乗り越えると、成長する確率が高くなるとよく聞きました。
周囲への報告はこの時期に行いました。
私は実はこの時期、年末年始を挟んでいたことに加え、
コロナ禍で「2週間以内に県外を訪問している場合は2週間経過後に受診」という産院の方針があったため、
初診を受けるころには9週の壁を越えていました。(9w2d)
ちょうど県外出張が入っていたので。キャンセルもできず…。
なのでこのころの口癖は「まだわからない」「まだなにがあるかわからない」「ぬかよろこびできない」
そして毎日のように、エンジェルサウンズ(臍帯音や心音を聞くための家庭用の機器)を使って臍帯音を探していました。心音はまだ確認できませんでした。
そしてつわりがピークでした。
12週の壁
母体でなく、受精卵の染色体異常による流産のほとんどはこの時期までに起こるそうです。
12週未満は「早期流産」、12週以降は「後期流産」と呼び名が変わるとのことです。
16週の壁
いわゆる安定期となる妊娠5ヵ月目。流産の確率も減っていくそうです。
私はつわりが11wごろまでには楽になっていたので、このころから運動を始めようかなと思っていたのですが、
まさかの前置胎盤の診断を受け、1ヵ月以上自宅で安静、出張無しの完全在宅勤務をしていました。
おかげさまで激太りしました。
22週の壁
22w0dになると、「流産」ではなく「早産」となります。大きな節目です。
500g超えているかが、生死を分ける基準になるそうです。
21週のころはネット検索魔でした。今産まれたらどうしようといつも怯えていました。
24週の壁
胎児の体重は750g以上になっていれば、万が一産まれてしまっても、後遺症なく産まれる確率が50〜80%だそうです。
このころ胎動がすさまじく、初めての経験で、「え?産まれないよね?」「今破水したら確実に大病院に運ばれるんだ…」と、今破水したらどこに運ばれるか常に自分の居場所と最短距離の病院を頭の片隅に置いていました。(笑)
28週の壁
胎児の体重が1,000g前後で、外で生きるための機能が整い始めるそうです。
妊娠後期に入り、検診で体重の増加を指摘されました。28週までに10kg以上増えてしまいました。「後期になったら増えるスピードが加速するのに、今の時点で増えすぎ」とのことでした。
落ち込みましたが、食べることが我慢できないので、運動と糖質制限食を始めました。
30週の壁
胎児の体重は1,500g前後で、内臓がほぼ完成し、生まれた時の後遺症を患う確率がかなり減るそうです。
このころまでにほとんどの赤ちゃんは頭が下を向くそうなのですが、我が子は逆子で、逆子体操を毎日続けましたが、下を向く気配が全くありませんでした。頑固ものですね~。
34週の壁
胎児の体重は2,000g前後で、肺の機能が完成し、もう生まれても十分生きていくことができる段階に入るそうです。37週までは早産と呼ばれます。
両親から聞いた話では、私自身が34w、2,300gで産まれた未熟児でした。
1ヵ月ほど保育器に入っていたそうです。
早産ではありましたが、何の後遺症もなく、これまでいたって健康で、豊かな人生を送ることができました。両親の気持ちになると、相当心配だっただろうなと、今になって気持ちがわかります。
ちなみに我が家は私が小さいころまで小規模な兼業農家だったのですが、母は収穫した野菜の箱を持ち上げたタイミングで破水したそうです。それを聞いて無理はしないでおこうと決めました。
37週の壁
「早産」から「正期産」に変わります。
いつ産まれても大丈夫なレベルで、体の機能が完成しているとのことです。
産まれるまで壁だらけの妊娠生活
幸せな気持ちの反面、毎日が不安な妊娠生活、妊婦さんはお腹の子と一緒に一生懸命、一日一日を積み上げていきます。
産まれてくるって本当に奇跡なんだなと実感しています。
我が子を信じて、リラックスして妊娠生活を過ごしたいものですね。
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